彫刻・モニュメント・受賞歴

【欧州遠征2024】 San Marco Iron Fest 加成幸男 Yukio Kanari が参加するSan Marco Iron Festへ来ています。 サン·マルコはシチリア島にあって海を見下ろす山上にある町です。 今回のテーマは「Roots ルーツ」 幸男氏は日本の文化のルーツを神への捧げ物として表現。“Amazing”と声を掛けられ”神社にあるのでしょ“とか”幣束 HEISOKU “をご存じの方も。 最終日、受賞セレモニーがあり、第1位を受賞しました。 祭り事で使う幣束から日本の文化のルーツを遡り、粋〜すい〜の精神に行き着きました。 Yukio Kanari   “Offering to the God” 神への捧げもの 受賞式の動画はこちらからご覧ください。 主催の Fabbri D'arte の皆さんありがとうございました。 Biennale d’arte fabbrile 2024 San Marco D. ‘Alunzio SICILIA Primo classificato 加成幸男 Yukio Kanari Giappone Secondo classificato Stefano Bob Fagioli Cesena Terzo classificato Davide Caprili Savignano sul Rubicone Menzione speciale Andrea Giampreti Cesena          ...

私たちの工房では、今までに海外からの招待を含め 日本国内でライブでモニュメント、彫刻をつくる「鍛鉄ライブ」を多数企画実行しています。 ご相談、企画など企業、団体、個人問わず受け入れております。 日本にも技術を持った鍛冶屋がいること、ライブで制作するモニュメントや彫刻は後世に残る 素晴らしいものとお伝えしたいと考えています。 *事例紹介* 2022年自転車の国際大会「ジロ・デ・イタリア」リバローロスタートを記念したモニュメントの制作にイタリアの鍛冶屋が集まりイタリア国外からは私、加成幸男が招待されました。 2日間で雄鶏の彫刻を完成させ、このような素晴らしい活動を日本でも実行したいと強く思ったのでした。 彫刻完成のセレモニーの動画はこちらからご覧になれます。     ---------------------------------------------------------------------------------------------- 2022年には、埼玉県飯能市内にある発酵食品のお店「OH!!!」創業祭2日間で 鍛冶屋仲間と「ブランコ」を制作しました。 OH!!!へ訪れる方が楽しんでもらえるものをと依頼され、デザインの打ち合わせを重ね ライブで制作したブランコをテラスへ設置し、映えスポットとして人気です。 ブランコ制作動画はこちらからご覧になれます。   ---------------------------------------------------------------------------------------------- 2023年6月には飯能商店街とアートを掛け合わせたイベント「HANNO Art Bazaar」で鍛鉄ライブを開催。 日本国内、海外の鍛冶屋仲間が集まりベンチを制作。 ベンチ制作の動画はこちらからご覧になれます。   --------------------------------------------------------------------------------------------- 2023年9月にはイタリア スティアで世界中の鍛冶屋が集まるビエンナーレから招待され 日本の鍛冶や仲間を率いて彫刻を制作。のちに会場内に設置されます。 「円窓~Round Window」動画はこちらからご覧になれます。     -------------------------------------------------------------------------------------------------- お問い合わせ、ご相談はこちらへ Leaf工房 加成幸男 Mail  kanari@rio.odn.ne.jp TEL 090-6958-7282 ...

岩原スキー場に隣接する「ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」 薪窯で焼くピッツァの先駆け、イタリアンの名店です。 地下のワイン庫とワインを楽しむお部屋にブドウの木の彫刻を制作しました。 ブドウの木は、ワインセラーを望むとブドウ畑が広がっているような佇まいで あえてブドウの実はない休耕期のブドウの木がそこにあります。 ただ枝と枯れかけた葉っぱが次の季節を待っているかの様子が絵画的にみえるのです。 ワインセラーからプライベートゾーンへ続く扉には、蝶番飾り、面格子、ドアノッカー、ハンドルを設え、ますます雰囲気の良いコーナーへグレードアップしたと思います。 彫刻の他、レストランエントランスの階段手すり、こちらはスキーシーズン、グリーンシーズンと手すりの位置が変更できる仕様です。どちらのシーズンも弊害なく使ってもらえるつくりを双方で確認しながら制作しました。 ピットーレのオーナー辻さんとぼくは、ぼくが26歳の時にスイスにある日本食レストランで出会っています。 ぼくがヨーロッパの鍛冶工房をまわってチューリッヒに戻り、帰国する時に空港まで送っくれたムッシュが辻さんです。まぁ二人ともうっすら覚えている程度で数年前に再会した時にそんな話から新たなコミュニケーションを取り始め、このような制作へ至りました。 ピットーレの建物、インテリアはオーナーの辻さんとスタッフがコツコツつくりあげた趣のあるデザインが随所に表れています。飾ってあるイタリアやヨーロッパから持ち帰った陶器や小物はすべてかわいいです。 辻さんの名言、「ピザを焼くには先ず薪割」 。 いい言葉です。ぼくが思う仕事の姿勢がこの言葉にギュッと凝縮されていると思いました。 このような魅力あるレストランへ鍛鉄の仕事で関わることが出来ましたこと御礼申し上げます。 スキーシーズンが益々楽しみになりました。              ピットーレ岩原本店   お問い合わせ、お見積り、ご注文はこちらから Leaf工房 加成幸男 Mail kanari@rio.odn.ne.jp TEL 090-6958-7282...

チェコ共和国からイタリア スティアへ移動し「Stia European Biennial Show of Blacksmithing Art 2023」へ。 ここでの4日間は世界25か国の鍛冶屋が300人以上集まりコンペティション、講演、展示、など様々な鍛冶にまつわる催しが展開されます。 ぼくは今年の春にスティアの協会から彫刻の依頼を受けていて、メンバーを集め制作しました。 先ず思い浮かんだデザインは、日本らしくかっこいいもの。 シンプルだけど手の込んだデザインを考え、仲間とミーティング、合宿を重ねてスティアへ。 結果は、素晴らしい出来栄えでたくさんのギャラリーに見守れながら完成へ至りました。 日本のメンバーで彫刻を制作出来ることが、ひとつの目標にあったので 日本で鍛鉄ライブを開催してきたことがここへ繋がったと確信しています。 彫刻制作の他、鍛造選手権、マーケットで販売を試みます。 自身の体調不良で鍛造選手権は途中棄権してしまい悔いが残りますが次回改めて挑戦します! 鍛冶屋の友人の奥様方がぼくの体調を気遣って医師や薬の手配をしてくださりありがとうございました。 彫刻制作も体調不良で仲間に任せきりで迷惑をかけてしまいました。 マーケットでは、同行した蠣崎君、荻野君の作品と共に販売しぼくの小品は完売しました。 実はぼくの追っかけBoyがいて(笑)彼はやはりぼくの中で一番出来の良い小品を購入してくれて嬉しかった。 他店の作品も購入し、人との出会いは万国共通楽しみが広がります。 このビエンナーレへ参加するのは3回目です。いつも思うことは町全体が協力されていて ボランティアのクオリティが高く、充実した4日間を送れることがすごいなぁと感心します。 最後のセレモニーでは、日本チーム皆で壇上へ。 記念の盾を受け取り、近い未来に彫刻が設置されるのが楽しみです。 「円窓~Round window~connect the inside and outside」 加成幸男 水上慎一 蠣﨑良治 荻野善史 加成健太郎 Thanks! Richard Rulf ありがとうございました。                       ...

チェコ共和国 ヘルフシュテイン城で開催される国際鍛冶フォーラム「へファイストン」へ参加し 鍛冶のコンペティションへ出場しました。 フォーラムの内容は鍛冶にまつわる様々な催しが開催されます。 *exhibition *seminar *blacksmith's competition *presentation of school *etc ぼくは、3時間でひとつの作品を制作するblacksmith's competitionへJiri Bataさんと出場。 彼とは、日本にいる間はメッセージで事前に打ち合わせし、フォーラム前には彼の工房で試作し臨みました。 彼の工房はオロモウツに近い小さな町にあり、ご家族の方もフレンドリーで 自宅にあるビールサーバーでたくさんビールを飲んじゃいました。    へファイストンは山の上に建つお城の中で開催されます。 blacksmith's competition のブースはお城のてっぺんの広場です。 スタッフの方たちが道具を運んでくださったり、子どものボランティアスタッフが 完成した作品を大事そうに運んでくれる様子に心打たれました。 ぼくとJiri Bataさんは、「SAMURAI」をつくりました。 お侍さんが風を切って歩く様を彫刻で表し、3時間の制作時間はあっという間で 途中、スタッフの方が壺とガラスのピッチャーを持ってきてくれるのですが 制作中の僕は、水だと思って飲んだ壺の中身はビールでした。ここはチェコだったことに気づき ふたりで飲み干してしまった。飲み干すのは当たり前で、男子たるもの残さず飲むのがチェコ流の模様。 彫刻が完成し、証明書と一緒に記念撮影し場内のたくさんの作品を見て回ったりして一日が終えました。 受賞には至りませんでしたが、チェコの鍛冶を垣間見てたくさんの収穫を得ましたので来年へ繋げたいと思います。 お城の壁に日本の国旗。 挑戦しなければ国旗は掲げられません。 この風景を見るたびに自分の今までを振り返りやっとたどり着けた思いが溢れてきます。         へファイストンの会場では、オーストリア Ybbsitz  からいたしていたJosefさんに再会し Ybbsitzで開催される鍛冶フォーラムへお声掛けいただき、近い将来に行きたいと思います。 5月にインターンでぼくの工房へ来ていたリカルドたちにも会えて、数日後彼の町へ訪れました。 テレザとうちの奥さんは、飯能Tシャツで盛り上がっていいた模様。    へファイストンの様子はこちらのサイトからご覧ください。 チェコに集まる世界の鍛冶屋をみることが出来ます。 https://hefaiston-helfstyn.cz/aktuality/ziva-tvorba-2023...

<高円宮牌2023ホッケー日本リーグ男子H2>の試合で最優秀選手賞(POM))へ贈呈する トロフィーを寄贈しました。 2023年、今季の試合後、贈呈式が行われますがぼくは欧州遠征で不在のため、 ぼくの叔父である飯能市体育協会長 岡部さんへ託しました。   駿河台大学 vs 東京農業大学 日時 : 9月3日(日) 12時開始 会場:駿河台大学ホッケー場(埼玉/飯能市)  ...

2023年6月に開催されたHANNO Art Bazaar内で催した鍛鉄ライブ。 チェコからのインターン生、リカルドと旧知の鍛冶仲間と2日間かけて 制作した「鍛鉄ベンチ」 実際にライブを見に来られた府中市安養寺の住職がとても気に入って下さり 境内に設置する運びとなりました。 リカルドと私の記念になるベンチがここで多くの方に目に触れ活用されることが とても喜ばしく嬉しく思います。 2023年8月には、チェコ へファイストンで開催される鍛冶の大会で 彼と再会し一緒に鍛冶をして過ごします。 小さな国際交流ですが、鍛冶を通して様々な人と人が繋がり豊かな関係が築くことが出来ます。 ありがとうございました。 鍛鉄ライブの動画はこちらから 20230604 HANNO Art bazaar 鍛鉄ライブ - YouTube       お問い合わせ、お見積り、ご注文はこちらから Leaf工房 加成幸男 Mail kanari@rio.odn.ne.jp TEL 090-6958-7282...

イタリアの小さな町で開催されたSanta Lucia のお祭り、チェコと日本の鍛治屋が加わり2日間各々が作品をつくり、最後に作品を分け合いました。 僕は3本松の盆栽(BONSAI)を制作し  Daniele  とSilvia のもとへ渡り、僕は Toni のドラゴンを当てました。   素晴らしい取り組み、鍛治屋という共通の仕事が小さな国際交流を生み出し次に繋がります。 鍛治屋の大先輩が言った「人生は一度きりです」当たり前に思うことがイタリアへ来る度に納得し、豊かで楽しい時間が最高に思う。   主催の Davide Caprili   御礼申し上げます。みなさんありがとうございました。   grazie a tutti.           ...